松下先生と出会ったのは愛犬セラフが３歳の頃ですので、かれこれ１２年指導を受けています。 セラフが７ヶ月の頃から近所のしつけ教室に通い始めましたが、社会化の時期を逃してしまった焦りから陽性強化という言葉ばかりが独り歩きしていた頃でした。

人も犬も苦手で、最初は、先生の手からもオヤツを食べることもできませんでしたが、K9ゲームを通して目先の効果ではなくじっくり気長に楽しくしつけを続けることができました。

色々な先生方に教えて頂ましたが、最終的に松下先生にだけにお願いするようになったのは、飼い主だけが楽しむのではなく、犬自身を楽しませてあげたいという、先生の姿勢と、また、先生と先生の愛犬との信頼関係を見たからです。 先生を信頼しきっているワンちゃんを目の当たりにして、この先生にお任せしたいと思いました。

現在、セラフは15歳ですが、月２回のノーズワークトレーニンングが何よりの楽しみです。 コロナ禍などでお休みしていた時期もありますが８年間続けています。

最初は、初めての場所で私の足元から離れられず、スタートさえできなかったセラフが、今では早くノーズワークをやりたくて、まだかまだかとウズウズしながらスタートをまっている姿を見るのはこの上ない喜びです。
映えない(笑)地味に見えるトレーニングかもしれませんが犬自身が楽しんで喜んでいるのが一番です！

ノーズワークの時は目がキラキラして警戒心が強くて普段上がらないシッポが上がります。
屋外でもやる気満々で夢中になって捜索しているので、通常なら吠えてしまう配達員の方が来ても全く気にならないようです。
「あぁ、この瞬間は本当にストレスなく過ごせているんだなぁ」と実感できます。

セラフは決して諦めない性格なので暑い中でも長い時間捜索し続けることもあります。 飼い主は「もうちょっとで見つけられるかな」とつい欲をかきがちですが先生の教えの通り無理をさせずに楽しく続けて免疫力アップをしていきたいと思います。

松下先生に出会えて、ノーズワークを知ることができたことは、セラフと私にとって宝物です。 ミミズの歩みの飼い主ですがこれからもどうぞ宜しくお願い致します。