犬との生活ははじめてという私たちが、愛犬カーラを迎え入れたのは、2020年8月でした

カーラはとても元気で、それは良かったのですが、とにかく噛むことが大好きで、 とくに人の手を血がでるほど噛むことに困りはててしまいました。

そこで松下先生に連絡をし、ご指導いただくことになりました。

「しつけをすると犬の個性がなくなるからやめた方が良い」　という先輩のアドバイスもあり、 トレーニングをするかどうかということには正直迷いがありました。

しかし松下先生のお話しをきき、その迷いはすぐに消えました。

私たちは当初犬をしつける方法についての情報が欲しかったのですが、 先生がくださる情報は、犬種スタンダードのことや、犬の習性といったわんちゃんそのものについてのものでした。

そしてそれを踏まえた上での方法を教えてくださいました。

大事なことは、特別な方法を用いて犬に何かを教え込むことではなく、 犬についての理解を深め、楽しみながら信頼関係を築いていくことが大切であることを教えて頂きました。

お陰さまで、カーラはトレーニングの遊びが大好きな犬に育ちました。
今では人の手を噛むことも、吠えることもなく、困ることなく過ごせています。

トレーニングをして良かったと思ったことの一つは、仙台で津波注意報が出て避難した時のことでした。

避難時間が長くなることを想定し、「ワンツー」とひとこと言うと、さっさとトイレをすませ、 「ハウス」と言ったらあっというまにクレイトに入り、避難の最中はそこでずーっとおとなしくしていられました。

一度も触れることなく、２つのコマンドだけで、避難できたのです。
トイレトレーニングやクレートトレーニングは大変でしたが、本当にしておいてよかったと思いました。

ワンちゃんとの良い関係を育みながら、共に楽しく暮らせるトレーニングをして頂けていることをとても嬉しく思っております。

まだまだ未熟な飼い主ですが、これからもご指導いただきながら、飼い主力の向上に努めて行きたいと思っております。